認知症初期集中支援チームに学ぶ

 

倉敷市認知症初期集中チーム 構図

お隣の倉敷市で、いわゆる「ケアカフェ」の集いに参加させて頂きました。目的としては、倉敷市の健康長寿課の地域包括ケア推進室の講義を聴きたかった事の他に、行政と医療、介護事業所がどの様に連携し超高齢化社会に備えるべきかという具体的な施策を把握する必要があったからです。

縦割りという垣根を取り払う事が重要

 

ローズマリーの会

デメンシアコングレス聴衆

 

みな日々の業務をこなしながら、良いケアをしたいという想いで繋がっています。医療、行政、介護、様々な事業者が一堂に会しました。

主催はローズマリーの会

https://www.facebook.com/ローズマリーの会-小地域で認知症を支える会-1625879960977972/

代表の岡野さんは薬剤師であり、一人の患者さんに対して、たくさんの人や施設が携わっているのにかかわらず、それぞれの顔を知らない、連携がない事に気づき、会を創設されたとの事です。

 

倉敷市地域包括ケア推進室

 

そして、地域包括ケア推進室。

平成28年度からスタートしたばかりの「認知症初期集中チーム」 国家戦略として、各行政管轄内で官民連携を果たし、ご本人やご家族に寄り添い、自宅での自立生活をベストとし、サポートしていこうという施策です。

今回は、倉敷市の取り組みでしたが、各市町村それぞれの規模、施策、地域性も今後あらわれてくると思います。何がベストな答えかは簡単に示される事ではないけれど、最後は人と人の繋がりが解決してくれるのではないでしょうか。

そしてもっとも大切なことは、ご本人とご家族の気持ち、それに寄り添う地域の温かいサポートだと思いました。

 


著者情報

アーカイヴジャパン株式会社-代表取締役 中島悠輔-
mimoto
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2016-04-20 | Posted in ブログ, 活動報告, 認知症No Comments »