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「ミモトブレスレット」 全国の百貨店でぞくぞく販売開始

貴金属製品加工販売のアーカイヴジャパン株式会社(岡山市北区)は、連絡先などを刻印し、認知症の徘徊防止にもなる「ミモトブレスレット」の販売を伊勢丹、阪急、近鉄各百貨店シニア用品コーナーで2019年4月中旬より開始しました。

「ミモトブレスレット」は、必要な情報(名前、緊急時連絡先、薬事、既往症など)を刻印し常時着用可能な素材で、アクセサリーとしても楽しめる事をコンセプトに、2017年1月より自社Webサイトで販売、徘徊する認知症患者への改良を重ね、介護従事者から口コミで「お洒落感覚で“家族の安心”も身に着けられる」と好評を得ていました。

緊急時に必要な情報が明瞭にレーザー刻印され、文字数の制限はありません。アレルギーを起こしにくい医療用ステンレス製で、温泉や海水でも腐食せずに常時着用が可能です。

介護が必要な高齢者やアクティブ世代から、近くの店舗で購入したいという要望が多く、百貨店シニア用品コーナーでの販売を開始することとなりました。価格は収納ケース付きで片面刻印6,500円、両面刻印7,500円(いずれも税抜)、色はシルバー、ゴールド(メッキ加工)、ピンクゴールド(メッキ加工)の3種類。

2019-07-16 | Posted in ブログNo Comments » 

 

認知症、行方不明について考える。

 先日、警視庁が「平成29年における行方不明者の状況について」を発表。

警察に届けられた認知症による行方不明者が1万5,863人となり、平成24年(2012年)の統計開始以来、5年連続の増加というニュースが流れました。

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 統計開始が平成24年、それまで大きく取り上げられる事が少なかったという事でしょうが、

ちょうどその頃、祖母が認知症を発症し、行方不明になる事がしばしば起こりました。

信じられないでしょうが、本当に突然家から居なくなってしまうのです。

 

 気がつけば、要介護と認定され、介護保険の適用により、様々な行方不明(ネガティブに表現すると、徘徊)対策品をおすすめされ、

利用する必要がありました。

GPSが装着された靴や、首に下げる端末。

 

 祖母は、これを一度として身につけて出かけたことがありませんでした。そして、その度に家族総動員で捜索が始まるのです。

ある時は近所のスーパー。ある時はパトカーに乗っていたり… 電車やバスにのってしまったらどうなるのだろう…

不安の連鎖が家族を襲います。

 当時両親は共働き、母が仕事、家事、そして介護を行っていたのですが、強靭な精神を誇っていたはずの母親の日に日に疲れ果てていく様を目の当たりにすることとなりました。

 

 GPSの携帯が難しいとなると、あらゆる衣類への名前書き込み、エマージェンシーカードをポケットに忍ばせてみたり、様々な工夫をやがて行うようになりました。

 ところが、エマージェンシーカードを捨ててしまったり、保護してくださった警察官の方へ衣類をみせる事に抵抗したりと、なかなか思うようにはいかない経験も致しました。もっとも辛いのは「家から出さないようにしっかり見なさい」と言われてしまう事でした。

特に精一杯介護していた母親は傷つくことも多かったように思います。

 

 そんな折り、ふとした気づきですが、認知症になっても、祖母は、ダイヤや真珠、貴金属アクセサリーを自身の宝物として認識しているシーンを目にすることがありました。

戦前生まれでモノが乏しい時代を生き抜き、頑張れば豊かになれる、その象徴として少しずつながら買い集めた装飾品を、まるで女の子のお姫様遊びのように大切に扱う祖母。

 閃きました! さすがに、本物を加工してという訳にはいかないですが、祖母が大切にしているプラチナ製のブレスレット。これを模したデザインで祖母の身元情報が第三者に分かってもらえたら…

 

 ブレスレットの開発については、また改めてブログを書かせていただこうと思いますが、

介護経験から考えると、行方不明の高齢者数は、ご家族や親族、親しい方から、届け出がなされている数値の統計であり、

推測するに全く身寄りのない状況の方や、老々介護、認々介護の状態のご夫婦など、介護者がいない場合を含めると、

数は更に多くなると考えます。

 

 そして、大切な事は行方不明ではなく、身元不明という状態が多く存在している事、

警察や介護施設に保護されながらも、ご自身の名前や、住所までも思い出せないまま生涯を終えられてしまう方が年々増加しているという事。

 

来年の今頃も,今年度よりさらに行方不明者数が増加と発表されることと思います。

祖母は認知症症状が進行し、日本でも非常にまれな脳疾患であった事がわかり、やがて長い植物状態ののち、天国へと旅立ちました。

もう3回忌も済みましたが、やがて父や母、ひいては自分自身も歳を重ね、祖母と同じような症状を発症するかもしれません。

 

 そうなる事は、本意ではないですし、悲しいと感じることでしょう。

しかし、もちろん介護真っ只中においては、肉体的、精神的にも疲弊することもありましたが、

今思うことは、家族が一つになれた良い経験だったなと。

私自身、子育て真っ只中ですが、注ぐ愛情は、自分も大切に育ててもらったように、受け継いでいくものなのだと。

 

 大切な肉親が、もし行方不明になったとしても、その時の備えで結果が大きく変わってくるのではないか…

そう考え抜いた、一つのアイデアが「ミモトブレスレット」には詰まっています。

2025年には、高齢者とされる世代比率がピークを迎え、様々な問題が起こってくるといわれています。

 

 私の両親も団塊の世代,そして我々団塊ジュニアが、将来を見据え、出来る事をやらなければ…

先日のニュースを見て、そう考えずにはいられなかったです。 

 

 

2018-06-29 | Posted in IDブレスレット, ブログ, 認知症No Comments » 

 

日本在宅医学会への出展および登壇

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2017年4月15,16日

日本在宅医学会地域フォーラムin岡山へミモトブレスレットの展示および登壇をさせて頂きます。

在宅医療を担う、高き志しを持った全国の方々へミモトブレスレットを知って頂く事が出来ますと幸いです。

http://www.convention-w.jp/momo/

 

アクティブシニア2017へミモトブレスレット出展

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2017年4月15、16日

山陽新聞さま主催の『アクティブシニア2017』へ出展させて頂きます。

今回は、『おかやまライフサポート会』さまのご厚意により、withミモトブレスレット

としての展示させて頂く運びとなりました。

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フェア特別価格および、新企画『MIMOTOジャンパー』の初お目見えですので、

ぜひ足をお運び頂けますと幸いです。

 

 

 

倉敷市西阿知郵便局での特別イベント開催

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平成29年3月21日(火曜日)

倉敷市西阿知郵便局にて

ミモトブレスレットの特別イベントを開催させて頂きます。

当日は、特別価格にて受注を受け付けます。

ぜひ足をお運び下さいませ!

 

 

岡山県作業療法学会への機器展示

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来る 平成29年3月18、19日

岡山大学病院でおこなわれる

「第29回 岡山県作業療法学会」へミモトブレスレットを出展させて頂きます。

岡山県内の作業療法士さまが一同に介するセミナーです。

たくさんの情報を発信と同時に、ニーズや今の情報を少しでも吸収して参ります。

 

倉敷市防災士有志の会への登壇

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平成29年3月11日(土曜日)

くらしき健康福祉プラザにて

倉敷市防災士有志の会へ、ミモトブレスレット事業をプレゼンさせて頂きました。

その日は、東日本大震災の起こった日。

決して忘れてはならないその時間に、防災について考える大切な時間となりました。

倉敷市でも、先月高齢男性の行方不明の事例が発生したとの事。

警察と連携しながら、地域の住民の見守りと合わせ、ミモトブレスレットの活用を願うばかりです。

 

三原市『市民公開講座~私たちの暮らしと医療・介護を考える~』セミナーへの出展

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平成29年2月25日(土曜日)

広島県三原市さま主催の『市民公開講座~私たちの暮らしと医療・介護を考える~』セミナーへ

ミモトブレスレットの展示を行わせて頂きました。

三原市シニアの集い

瀬戸内海の工業都市として栄え、現在でも大手工場が稼働している三原市も、高齢化が進み

地域包括ケア推進への取り組み、そしてご来場のシニア層の意識の高さが伺えるセミナーでした。

 

出展に際してご尽力頂きました、

三原市地域包括ケア推進協議会さま

五洋医療器株式会社さま

誠にありがとうございました。

 

アーカイヴジャパン株式会社が山陽新聞に掲載されました

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平成29年2月9日付け

山陽新聞全県版でアーカイヴジャパン株式会社の『ミモトブレスレット』を取り上げて頂きました。

分かり易い記事内容をありがとうございました。

 

ハートフルビジネスおかやま 賀詞交歓会

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平成29年1月27日 14時~ ピュアリティまきび白鳥の間にて

岡山県内の福祉用具開発のための産学官民の連携組織『ハートフルビジネスおかやま』の

賀詞交歓会(情報提供会・講演会・交流会)へ参加させて頂きました。

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トップバッターでしたが、、ミモトブレスレット事業についての想い、事業紹介をさせて頂きました。

商品誕生から今日に至るまでに培った社会性と、アナログならではの特性、必要性を共感頂く事が出来、

また熱いご声援も多数頂戴致しました。

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今後も、情報交換の場を広げ、専門知識や技術力を深め、より役に立つ商品づくりに活かして参ります。

ハートフルビジネスおかやま

http://www.optic.or.jp/heart/

 

 

 

2017-01-28 | Posted in ブログNo Comments »